最近、思考がもたつくことありませんか?
こんな場面で“頭がフリーズ”すること、ありませんか?
- 会議で意見を求められても、アイデアが出ず沈黙してしまう
- 仕事のマルチタスクが山積みで「どれが先?」と固まってしまう
- 予定外のトラブルで頭が真っ白になり、次の一手が出てこない
――そんな「思考が止まる瞬間」、実は脳の“処理力”不足が原因かもしれません。
でもご安心を。脳も筋肉と同じで、鍛えることでクリアに動き出すんです。
ではどう鍛えるか?
おすすめは、論理パズルで「考える力」を楽しくトレーニングする方法。
今回はそのパズルを Gemini に出題してもらい、ゲーム感覚で脳のウォーミングアップをしていきます!
当初は ChatGPT を想定していましたが、今回は Geminiを使うことにしました。理由は後で解説します。
Before → After(“脳のモヤモヤ”がどう変わる?)
項目 | Before(AI なし) | After (AIパズルトレ) |
---|---|---|
思考スピード | 問題の全体像をつかむのに時間がかかる | 10分の脳トレで思考が滑らかに! |
問題分解スキル | 途中で混乱し、手順を見失いがち | 手順を整理→解法を素早く組み立てられる |
発想の幅/柔軟性 | 同じ型のアイデアに偏りがち | パズルのバリエーションで視点チェンジが習慣化 |
手順は 3 ステップだけ:AIパズルトレの始め方
1. 準備するもの
- スマホ or PC
- 10分の隙間時間(通勤・休憩・就寝前など)
- Gemini(無料プランOK、Googleアカウントでログインしてください)
今回は Gemini 2.5 Flash を使用します。初期設定では 2.0 Flash になっていることがあるので、2.5 Flash に変更してください。
2025年5月現在、ログインしないと2.5Flashが選択できないようです




2. プロンプト(Geminiへの指示)を入力
準備ができたらGeminiに以下のプロンプトを打ち込みます。
あなたは論理パズルの出題者です。以下の条件に従って出題してください。
▼条件
・制限時間:5分で解ける難易度
・テーマ:論理パズル(例:食べ物と席順、帽子の色当てなど)
▼注意事項
・回答が1つに絞れるような問題にしてください
私が回答するか、わからないと答えたら解説をお願いします。
すると以下のような問題が出題されます。


3. 結果を振り返る
- タイマーをセットして挑戦
- 自分の解答を書き出す
- “解答・解説”を開いて、正誤を確認 → 解法プロセスを比較
(回答するときに答えだけでなく、思考プロセスをまるまる書いちゃうのがよい気がしました。) - 「どこで詰まったか/何がヒントになったか」をメモすると定着度アップ!
以下は私が実際に解いてみた内容になります。
と言いつつ、5分考えたけど全然わからず・・・思わずほんとに解けるか聞いちゃいました。


応援してもらったのでさらに考えること5分…ようやくとっかかりをつかむことができました。
そしてさらに考え込むこと5分、何とか正解にたどり着くことができました。
ちなみに正解はこちら




なかなか骨のある問題でした・・・
私は1問でギブアップでしたが、余力があるなら「もう一問出して」とか「簡単すぎたのでもっと難しい問題を出して」と言えば追加で問題を出してもらうことも可能です。
難しくて解けない場合
パズルが難しすぎたり時間オーバーしたり…そんなときは次の 3 点を試してみましょう。
- 難易度を下げてもらう – 成功体験から再スタート
- 「ヒントを段階的に出して」と依頼 – いきなり答えを見ないことで思考を保つ
- ジャンル変更(図形/言語/数理など) – 得意分野から広げると挫折しにくい
具体例:
「もっとシンプルに席順パズルをお願いします」
「まず1つ目のヒントだけ教えて!」
「図形ではなく言葉遊び系を出題して」
なぜ今回は Gemini?── “AI の言い間違い”を減らしたいから
実は今回の内容、ChatGPT や Claude(どちらも質問に答えてくれるAI)でも試してみました。
その中で、ちゃんとした問題を一番よく作ってくれたのが Gemini だったんです。
以下が試した結果になります。試行回数が少ないので、成功率は参考程度でお願いします。
使用したAI | 問題作成 成功率 | 失敗の特徴 | |
---|---|---|---|
Gemini | ✅5回中4回 (80%) | 一度だけ失敗があり、2パターンから正解が1つに絞り込めませんでした。 | |
ChatGPT | ❌4回中1回 (25%) | 失敗した3回とも1つに絞り込めないパターンでした。成功した1パターンも一瞬で回答がわかるようなひっかけ問題でした。 | |
Claude | ❌2回中0回 (0%) | こちらは逆にヒント同士が矛盾しており正解が1つもないパターンでした。 |
なので今回は、 Gemini を選びました。
(ChatGPTだと論理パズルというよりも、間違いを指摘して論破するゲームになっていました)
ChatGPT でも Gemini でも、生成 AI はときどき事実と違う内容をもっともらしく答えてしまいます。専門用語ではこれを ハルシネーション と呼びますが、名前を覚える必要はありません。
「AI もたまに言い間違えるんだな」──まずはそう認識しておけば十分です。
まとめ
「頭が真っ白になる瞬間」── 実はそれだけで、私たちの集中力や自信はじわじわ削られています。
でも Gemini に論理パズルをひとつ出してもらうだけで、条件整理や仮説検証の“脳の回路”を手軽にストレッチできるんです。
最初のプロンプトがちょっと面倒ですが、一度打ち込んだ後であれば、スマホを開いて「もう一問」と打つだけ。
ヒントも難易度調整も AI が面倒を見てくれるから、余計な準備はいりません。
まずは今日のスキマ時間に、1問だけ試してみてください。
「パズルで頭をほぐしてから考える」 を、ぜひ試してみてください。
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